腰痛の原因から改善・施術法まで詳しく解説 | 太田市の岳陽堂接骨院・鍼灸院

腰痛は大別すると、①筋肉（筋膜）の異常によるもの、②腰の骨や、その周りの組織に異常があるものに分けられます。

腰痛の代表的なものは、筋筋膜性腰痛（筋肉の腰痛）、腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離症、脊柱管狭窄症などです。これらは負傷原因や職業、スポーツの種類、好発年齢、症状に違いがあり、問診だけでほとんど腰痛の原因の特定は出来ますが、より明確な診断のためにはレントゲンやMRI検査が必要です。

これらすべての腰痛は、腰の筋肉に負担のかかる姿勢が続く事で起こります。具体的には、姿勢が悪い、重たいものを無理な姿勢で持ち上げる、長時間椅子に座っている。スポーツや職業によっては、無理な姿勢を繰り返すなどがあります。また、加齢による身体の組織の変化によるものもあります。

運動不足で腰やお腹周りの筋力が低下したり、身体が硬くなっている状態も腰痛が起こりやすいと言えます。

腰痛が治らない・悪化する原因は様々ありますが、姿勢・動作のクセや、仕事・スポーツなどでの偏った体の使い方の習慣化など、全身の筋肉のバランスが崩れ、筋肉に偏った負荷がかかっていることが原因となっているケースが多いです。

このようなケースでは、腰局所のマッサージのみでは治りません。根本原因である全身の歪みやバランスを整える矯正治療が必要となってきます。

その他に、猫背など普段の生活での悪い姿勢、肥満やスポーツでの過度の腰まわりへの負担、筋力不足や運動不足なども腰痛が治りにくい原因となってきます。

腰痛を引き起こす原因は日常の習慣にあるかもしれません。
下記にような習慣のある方は、ぜひ改善を意識してみてください。

• ・スマホを長時間使用して、猫背になる
• ・運動不足
• ・長時間同じ姿勢での車の運転、またはデスクワークをしている
• ・スポーツで一方向へのひねり運動などを繰り返している(野球、ゴルフなど)
• ・床に座る際、足を崩して横座りになりやすい
• ・立ち仕事で前かがみになることが多い

これらの習慣は筋肉が凝り固まったり、身体がねじれることで身体の一部分に大きく負担がかかるため腰痛を招く可能性が高いです。
仕事や家事でどうしても長時間同じ姿勢を取らなければならない場合は、意識的に姿勢を正す動作をしてみたり、休憩の合間やお風呂上り、夜寝る前などにストレッチ等を行うと良いでしょう。

身体全体のバランスを診て、現在抱えている腰痛にアプローチするのはもちろん、全身を調整します。当院では一時的な痛みを取り除こうとするのではなく、腰痛の再発防止を意識した施術を行っています。